Stack&Tilt

スタック&ティルトっていう新しいゴルフスイング論がある事を2ちゃんねるのゴルフ板で見つけたのが今年の2月だった。

今までスイング理論は数々見て試してきた俺ですが、若い頃のような身体の順応性も柔軟性も退化したし、練習場で何百球と打つスタミナも経済力も無くなったのでここ数年はゴルフ雑誌も買ってない。

だがこのS&Tは、2ちゃんねるのスレを読んでるだけで凄く興味が湧いてくる。
今迄自分が出来ないで悶々としていた疑問の答がココに書いてあるように思えてならないのだ。

理論は実証が大事。実証出来なければタダの空論。たかが便所のイタズラ書き、と言われている2ちゃんねるのスレとは思えないのだ。
スレを読み、そこに書いてあるように素振りをくれてみる。イイじゃん!イイじゃん!
実際にボールを打ってみたくなった。クラブはある。金に成らなかった古臭いモノだが。

近くの練習場の早朝サービスだと1球10円で打てるのを野球仲間に教えて貰った。100球1000円。今は20〜30球も打てれば充分。早起きして行ってみた。

俺は元々左打ち。ゴルフだけは、左打ち用の道具で良いのは無いから右で打て! という父の教えで右で打ってるのだがスライサーな上に安定しない。

ところがS&Tはフックをコンスタントに打てる、というし、吹け上がり気味な俺の弾道がこの打ち方だとロフト通りに打てると言う。

スイングの基本は変えないでエッセンスだけを導入してみた。今迄より半分位の高さで右から左に曲がる打球が飛んだ!
おお! もう1球打つ。同じ弾道である。
30球で辞めるつもりが、結局100球1000円打ってしまった。

この俺がフッカーに変われたかどうかはコースに出てみない限り証明出来ないので答は出せないが、俺の感触はこれまで試したどの打ち方よりも確かで奇妙な自信がある。

ああ、お金が有ればコースに出たいんだがな〜